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2009年1月11日撮影
ホーランエンヤは豊後高田市の中心を流れる桂川が舞台の勇壮な行事で徳川時代から伝わっています。
大漁旗や万国旗、五色の紙などを付けた笹竹などで華やかに飾り立てられた宝来船に締め込み姿の
13人の若者と、囃子方、踊り子、関係者が船に乗り込み、下流の金比羅を出発し、川をジグザグに
漕ぎ上りながら、上流の若宮八幡宮を目指します。
途中川岸の観客から祝儀やお供え物が差し出されると、漕ぎ手の若者が勢いよく厳寒の桂川に
飛び込み受け取りに行きます。
船からはお礼にたくさんの紅白の縁起餅を見物客めがけて投げます。
約1kmの行程を1時間半かけて川を上り、最後に漕ぎ手の若者はお供え物を持って若宮八幡宮に
参拝します。
大分県の新春を飾る一大行事となっています。
明治時代の桂川風景
下の写真をクリックするとスライド写真でホーランエンヤ祭を紹介