2006年12月3日
大わらじを履いたひょうたん様が、よいしょ! よいしょ!のかけ声で
ユーモラスな格好で村を練り歩く、800年以上前から
千歳に伝わる奇祭「ひょうたん祭り」が、柴山八幡社で開催されました。
今からおよそ800年前、豊前・豊後の守護職・大友と、薩摩の豪族の間で長く続く戦を嘆いた
宇佐八幡のご神霊は、その分霊にこの土地を治めさせようとしていたといいます。
これを聞いた土地の豪族・益永豊武が、ひょうたんに清酒を詰め、やぶさめ、獅子舞などを奉納して
柴山八幡におまつりしたのが、「ひょうたん祭り」のモデルだといわれています。
頭には80cmの長ひょうたん。
足に履いた大わらじは、幅50cm、長さ1m20cm、重さ8kgというけた違いの大きさです。
腰にぶらさげた大ひょうたんには、3升のお神酒が入り
村人をはじめ、沿道を埋めた観光客にこの酒を振る舞います。