今回 この郷バス新茶祭りと茶摘みを立体写真でも紹介しましたのでご覧ください
第30回目の佐伯郷バスツアーです 朝から小雨のあいにくの天気でしたが 本匠に着く頃
雨はほとんど止み 因尾茶で有名な新茶まつり会場の小半森林公園に向いました
本匠は古くから「中野村」「因尾村」からなり昭和30年から本匠村になり 現在は佐伯市と合併
大分県一の山村を形成し、95%が山野、地質的には秩父構造帯と呼ばれ、硅岩角帯と
石灰岩の岩脈と時代末詳中世層に属する阿蘇溶岩が分布している
大分県一の山村を形成し、95%が山野。地質的には秩父構造帯と呼ばれ、硅岩角帯と石灰岩の
岩脈と時代未詳中生層に属する阿蘇溶岩が分布している。
村の東北から西南に向かい、背骨の格好で600mの山々が連なる。彦岳・尺間山・椿山・
楯ケ城山・石峠山・佩楯山・三国峠・傾山へ。また、東西には、佐間ケ岳、酒利岳と350m程の
小山脈が続き、村は久留須川と出会う笠掛を出口とした袋状の格好となっている。
特に、椿山は、風戸山と一括して呼ばれる山の村で、「椎ケ谷」「竹原」の集落は、中世から
近世にかけて、中野村と大阪本・尺間を繋ぐ交通路で、狩猟生活時代には、断崖絶壁でなく、
暖傾斜地の開発が進み、恵まれた立地条件であったと考えられる。
登尾、平原、腰越、元山部、樫峰等も同様で、尾根を越して、大野川流域の文化が山から
平地へと伝承されたものと考えられる。また、佩楯山頂から腰越集落にかけて海中に生息した
貝やウニの化石が発見されている事から、古代は本匠も海の底で、隆起して陸地が形成された
と考えられる。
しかし、村の中心の「波寄」は、海の波が寄せる所と言う意味ではなく、因尾川、小又川、
番匠川(本流)、小半川、小川川、波寄津川等の集まる所と言う意味から来ていると考えられる。
以上資料は那木氏談
撮影はすべて2007年5月6日 小さいパノラマ写真はクリックしてご覧ください
5月8日有志で再び茶摘み 製茶工場へ運びます | ||
午後銚子渓谷へ | ||
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銚子の滝 | ||
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